今日は日曜日。
本来なら、年に一度の地区の運動会が行われるはずだったが・・・
生憎、宮崎の天気は朝から雨。
毎年恒例の運動会は中止となった。
(そんな話はどうでもいいんですが

)
いつものように週末の夜はバイト

に行く私。
少しだけ・・・疲れがたまっているのか?
バイト中は、あまり考え事をしない私だが
(正しくは、考え事する暇もないぐらい忙しい

)
今日はイロイロな気持ちが私を襲ってきた。
今夜、お店にやってきたあるお客さん家族。
お父さん、お母さんと、子供(男の子)が一人。
ゆうより少し大きいなと感じたから、小学生になる前ぐらいの5、6歳の子に見えた。
私が勤めるバイト先では、肉の美味しさを更に美味しく伝える為・・・
生パン粉を使用している。
その為、とっても揚げるのに時間がかかる。
だから・・・
店には新聞、雑誌、漫画etcが本棚にズラリと並んでいるのだが・・・。
その三人家族さん。
うちの店(うちの店じゃないやろっ

)で言う3番テーブル席に座った。
3番テーブルとは、畳部屋に行く時に通過するテーブルで・・・
そこに座ったお客さんも、畳部屋に御盆を持った私がウロチョロすると気が散りそうな感じだし。
その席にお客さんが居ると、私自身も緊張する席である。
(当たらないよう気をつけて歩きはするけど

)
お客さんが少なければ、そのテーブルはなるべく最後に回す席。
なのだ。
ふ『いらっしゃいませ〜こんばんは
、
奥テーブルが空いてますのでどうぞこちらへっ
』
って、言ってみたが・・・
客『あっ、別にここでいいです・・・』
との返事だったので、そのまま座って頂きお茶とオシボリを出した。
ふ『メニューが決まりましたらお呼び下さい
』
と言うと
客『あ、もう決まりました。上ロース定食としそチーズ巻き定食とお子様で』
ふ『かしこまりました
少々お待ち下さい』
そう言って、オーダーとって厨房に貼る。
見かけないお客さんにしては、店に入ってから注文の早かった家族だった。
注文が済むとすぐに、お父さんは本棚に行って漫画を数冊かかえテーブルに戻り読んでた。
お母さんも、雑誌を読んだり新聞読んだりしてた。
男の子は・・・・何も読まず喋らず、大人しく座ってた。
私は、いつもの作業(食べ終わった食器片付けたり、出来上がった注文の品を出したり茶碗洗ったり・・・モロモロ)
しながら、その男の子が気になって気になって仕方なかった。
ゆうより、少し大きいだけなのに落ち着いてるなぁ〜。
とか。
ゆうより、少し大きいだけなのに大人しいなぁ〜。
とか。
ゆうより、少し大きいだけなのに静かだなぁ〜。
とか。
ゆうより、少し大きいだけなのに笑顔が少ないなぁ〜。
とか。
落ち着きの無い、甥っ子ゆうと比べて?どうしてもその男の子に目がいってしまう・・・。
店内をウロウロしていると(仕事してるんですよw)
何度かその子と目が合った
なんて言うなんでしょう・・・。
どこまでも、オチャラケなこの私・・・。
その男の子の笑顔がとっっっても観たくなってしまい


その男の子に向かってニコッ

と笑いかけてみた。
・・・・・・。
だが、その男の子は無表情・・・
アイタタタタ

無視ですか・・・



こんなオバちゃんが笑いかけたところで、面白くもなんとも無いわな・・・。
なんて思える訳もなく


根っからのオチャラケ性格のこのふたば



益々その男の子の笑顔が観たくてたまらなくなった
私が店内をウロウロする度に目が合うので

(私が男の子を観てるっちゅーねん

)
目が合う度にニコッ

ってしてみた。
それでも、ずっと無表情の男の子・・・。
そのうち、私は・・・
お前は、鼻が痒いのか
って人様が思う様な顔・・・
鼻の下を伸ばしたり、口を尖らせたり+目を見開いたり・・・
そして、(自分の中では特別の笑顔で)
ニッコリ
まるで、ニラメッコしましょ

ってやりながら相手を笑わかしでもするような表情(どんな顔やってば

)をやってみるが・・・
確実に、彼は私の表情を目で追っているにも関わらず

無表情
オカシイナ・・・
フタバノカオ、ゼッタイヘンナハズナノニ・・・
一度も笑ってくれない男の子に生気を失われつつあったふたばであった
そのうち、3番テーブルの注文の品物が上がり持っていく。
店の奥さん、まずは子供の注文の品を先に作ってくれる。
ふ『お待たせいたしましたぁ〜
お子様ランチです〜
お味噌汁、熱いですのでお気をつけください
』
そう言って、テーブルにお子様ランチを出すと・・
大抵のお客さん(例えリピーターであっても)
お子様ランチの豪華さに周りの大人達も
うぉぁ〜ぉ
美味しそう〜

って声が聞こえてくる。
もしくは、お子様ランチを目にした子供はメッチャ笑顔になる。
だが、そのテーブルのお父さんもお母さんも何も言わず・・・
その子も笑顔は出なかった。
ただ、その子は・・・
男の子『いただきますっ』
そう言って、手を合わせて食べ始めた。
無言で、ソースをかけるお母さん。
ソースをかけたらまた本を読み始めた・・・。
順々に、上ロースとしそチーズ巻きを出したが。
本を読み続けるご両親・・・。
男の子は静かにお子様ランチを食べていた
時々、私が通ると私をチラ見するので、反射的に笑いかける私



でも、彼は無表情・・・
ゆうだったら、喋るか食べるかどっちかにしなさい

って言いたい位、おしゃべりしてるだろうな・・・
って。
どうしても、ゆうと重ねて見てしまう私。
3番テーブルの隣の席のお客さんが帰った後の食器を片付けていると、3番テーブルのお茶ポットにお茶が入って無かったので入れ替えて置いた。
男の子のコップに麦茶が無くなり・・・
男の子がお茶を欲しそうにしていると、母親が気付き、父親にお茶を注ぐよう言ったみたいだった。
・・・・・・・・・・・

父親は、右手に持ってた箸を置いた。
しかし・・・
左手に持たれた漫画本から目を離す事無く、息子のコップに茶を注ぎ入れる父親

後ろからド衝きたい衝動に駆られた私であった
そんな父親が継いでくれたお茶を無言で飲む男の子。
なんか、なんか、なんか、悲しかった
結局・・・・。
店に入って、一度も会話をしなかったその家族。
結局・・・・。
食事中もずっっっと本を読んでたその夫婦

結局・・・・。
男の子の笑顔、一度も見れなかった
食事ってさ〜。
笑顔が無いと美味しくないんじゃないのかな?
なんて勝手に思う私が居ます。
食事中はお喋りしない方が良い場合もあるけど

でも・・・けど・・・・だけど
家族で外食なんて、すっっごく楽しいものじゃない???
どんな料理が出てくるんだろってワクワクしたり・・・
日頃、お喋りできない事とかをお父さんと話したり・・・
お父さんとお母さんがお話してるのを見てるだけでも子供にとっては楽しい時間で・・・
家族での話のネタはいくらでもあるじゃない?
幼稚園や保育園であった出来事とか友達の話とか・・・
虫の話や空の話や・・・
夢の話や・・・・・・
色々。
色々親子で会話する話はたっっっくさんあるって思うのよ。
会話って、凄く大切だって思うのよ。
家族の絆って、食卓で深まるって思うのよ。
家族団らんって。
子供にとって凄く大切な時間であり・・・
楽しい時間じゃないのかな。
まだ、小学生にもならない程の子供が食事中に無表情って・・・。


秋は読書がしたくなる季節。
だけど・・・
いつも思うけど・・・。
食事中に本を読むのだけは止めなさい

って。
食事をしながら本を読み続ける大人達に言いたくなる。
人間、100人居れば100通りの考えがある。
私の考えは固執しているかもしれない。
それでも訴えたい事がある。
食事は楽しく食べるべし
楽しく食べる食事って、体に栄養が行き渡るんだよっ

会話が弾むと心も弾む
・・・・・・・。
久し振りの独り言。
またしても長くなっちまっただ
バイト終って店を出ると、外は霧雨が降っていた。
傘もささずに雨空を見上げながら深呼吸してると・・・
どこからともなく、ぷ〜んって。
キンモクセイの匂いがしてきた。

秋

を感じた瞬間だった。
秋の夜長。
食事中じゃなければ、読書楽しむ季節ですなぁ。